アキレス腱と心臓病
前回のブログで「ある人物」をチラッとご紹介しましたが、私は月に1~2回程その人から治療技術を習っており、主に内臓の不調から起こる体の痛みを治す勉強をしています。
先日も勉強会に参加し、とても興味深い事を教えて頂いたのでブログを見てくれている皆さんにご紹介したいと思います。
この内容はNHKの「ためしてガッテン」という番組でも紹介された様なのですが、心臓病の危険を事前にチェックできるとても簡単な方法があるのです。
それはアキレス腱の太さを測るというものです。自分のアキレス腱をつまんで、その幅が1.5~2cm以上ある人はちょっと要注意です。
アキレス腱の太さは性別や体格にはほとんど関係ありません。そして常に伸び縮みする場所なので組織が傷つきやすく何回も修復を繰り返しているのです。組織を修復する時、血中にコレステロールが多いとアキレス腱にコレステロールが入り込んで太くなるため、アキレス腱の太さはコレステロールがどれくらい溜まっているかの目安になるという訳なのです。
心臓病で代表的な心筋梗塞や狭心症の原因は動脈硬化や血管内の詰まりですが、それを引き起こす要因として血中コレステロールが指摘されています。
アキレス腱が太い人は動脈硬化予備軍の可能性があるので食事や日常の生活を改めた方が良いですね。
私も勉強会でアキレス腱の太さを指摘されて「冗談じゃなく本気で改善しないと死ぬよ(笑)」と言われてしまったのでまずは外食と缶コーヒーを控えようと決意しました(汗)
気になる方は1度ご自分のアキレス腱の太さをチェックしてみてはいかがでしょう。
ちなみに左足裏の土踏まずの真ん中を押して刺すような激痛がある場合は狭心症、親指のつけ根の所をおして激痛がある場合は心筋梗塞の疑いがあるそうです。