正しい靴の履き方

前回の靴下の補足ですが、靴下を履いてすぐに効果が得られるわけではありません。低下した機能を取り戻す為に足の細かい筋肉が発達するまでに時間はかかります。個人差はありますが靴下の効果を感じられるまでに10日~2週間はかかります。

また靴下さえ履いていれば問題は解決という訳ではありません。靴下はあくまで「足の機能を取り戻す」事に有効なだけで「浮き指の原因」を解消する物ではありません。

例えば靴下さえ履いていればヒールの高い靴を履いても大丈夫ってそんなわけありませんよね。浮き指の原因となる事を意識して回避しない事には根本的な解決になりません。

では浮き指の原因とは一体何でしょう?それはズバリ『かかとが固定していない』事です。

踵が固定されていない、又は固定できない履き物の場合、重心の支えが不安定な為足指で靴の天井を支えようと無意識に体が反応します。“ツッカケ癖”ともいいます。このツッカケ癖が浮き指の原因なのです。

どんなに素材の良い靴を選んでも、インソールを入れても、しっかりと踵を固定する靴の履き方をしない事には意味ありません。逆に考えると踵さえしっかり固定できていれば浮き指にはならないのです。

なのでこのブログで『踵をしっかり固定する』履き方をお教えしようと思います。

①靴に足を入れて地面に踵を2~3回トントンします。

②つま先を上げたまま靴ひもを結びます。

以上、たったこれだけです。

めんどくさいようですが靴を履く時、脱ぐ時は毎回靴ひもを結んだり解いたりしましょう。

普段から靴の履き方をしっかり意識し、日常でヤギ足くんを履き、更には足の細かい筋肉を鍛える運動を行うの3つを心がければ大抵の体の痛みや悩みから解放されます。

文だけじゃ分からないと言う方はぜひ祭り当日、金井接骨院のブースに来て下さい。そこでしっかりレクチャーいたします。

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