トキぽん国仲の魅力大特集! ~トキに逢いたい!編~

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トキに会える人気施設! 国際保護鳥トキを知る

日本産野生トキ最後の生息地である佐渡では、トキを「市の鳥」として制定しています。
日本のトキは絶滅しましたが、中国から贈呈されたペアの人工繁殖が佐渡トキ保護センターで成功しています。自然環境への配慮など関係者一丸となった野生復帰への取り組みが結実し、現在では佐渡の空を舞うトキの姿が見られるようになりました。国仲エリアには、トキの森公園など関連施設が点在します。

【トキ資料展示館】トキへの取り組みを展示

トキの森公園敷地内のトキ資料展示館では、トキの保護増殖に関するパネル、映像・音声資料、剥製・骨格標本など興味深い資料が多数展示されています。平成15年に死亡した日本野生産最後のトキ「キン」の美しい剥製も見られます。トキの羽根に触れるコーナーなどトキを身近に感じる資料館です。

住所 952-0101 新潟県佐渡市新穂長畝383-2 Google Map
アクセス 両津港から車で約15分
最寄のバス停 トキの森公園(南線)から徒歩0分
駐車場 乗用車:60台 大型バス:4台

【トキの森 ふれあいプラザ】トキを目の前で観察!

「トキまで2センチ!?」をキャッチコピーに2013年にオープン。自然に近い環境を再現した大型ケージで飼育されるトキの生態を間近に観ることができます。飛翔する姿はじめ、止まり木のトキを目線で見る2階フロアや、採餌の姿を観るマジックミラーの窓など、トキを間近に観察する工夫、配慮がこらされています。

住所 952-0101 新潟県佐渡市新穂長畝383-2  Google Map
アクセス 両津港から車で約15分
最寄のバス停 トキの森公園(南線)から徒歩0分
駐車場 乗用車:60台 大型バス:4台

【日本最後のトキ キンの記念碑】トキの森公園入口に建つ記念碑

昭和43年(1968)に保護され、トキ保護センターで飼育されたキンの記念碑。保護された佐渡産野生トキの中で最も長く生きたキンは、トキ保護のシンボル的存在。平成15年(2003)年死亡したキンを偲び、トキの野生復帰に向けた決意を新たにするため建立されました。

住所 952-0101 新潟県佐渡市新穂長畝383-2  Google Map
アクセス 両津港から車で約15分
最寄のバス停 トキの森公園(南線)から徒歩0分
駐車場 乗用車:60台 大型バス:4台

【日本最後のトキ餌付けの地】宇治金太郎さんとトキの交流

宇治さんと野生トキの交流を偲ぶ記念碑。昭和42年(1967)、西三川地区に迷い降りたトキは、監視員を依頼された宇治さんの手からエサを食べるほどなつきました。翌年、保護されたトキは、宇治さんの名前から「キン」と名付けられました。記念碑は、かつての交流の地に地元有志によって建てられました。

住所 952-0434 新潟県佐渡市西三川  Google Map
アクセス 小木港から車で約20分
最寄のバス停 田切須(小木線)から徒歩15分
駐車場

【野生復帰ステーション】観察棟 放鳥へ向けての訓練施設

新穂地区の山腹に位置。「トキ保護センター」で人工飼育された中から選抜された個体が移され、訓練後に放鳥されます。敷地内には、順化ケージ・繁殖ケージ・給餌棟などが配置されています。観察棟のみ一般公開されており、公開時間中は入館自由。(冬季は積雪状況等により閉鎖する場合があります。)

住所 952-0105 新潟県佐渡市新穂正明寺1277番地  Google Map
アクセス 小木港から車で約15分
最寄のバス停 行谷(南線)から徒歩30分
駐車場

トキ観察のマナー

佐渡では4つの共生ルールで、トキが安心して生活できる環境を大事にしています。

1.やさしく静かに見守りましょう
トキを驚かせないように、双眼鏡などで遠くから静かに観察しましょう。車から降りずに観察しましょう。

2.トキに餌付けをしないようにしましょう
トキは野生生物です。エサを与えるのではなく、エサが豊富な自然を再生していきましょう。

3.繁殖期間はトキの巣に近づかないようにしましょう。
3月~6月の繁殖期に人が近づくと、巣づくりや子育てをやめてしまうことがあります。できるだけ人の姿を見せないことが大切です。

4.トキを観察する時は地域に迷惑をかけないようにしましょう
無断で私有地や農道に立ち入らないでください。また、農道や林道に駐車して通行の妨げにならないようにしましょう