住みたい家No.1のマイホームが叶う!?住むように暮らすゲストハウスon the 美一に行ってみた!

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みなさんこんにちは!
「Sima さんぽ」担当のタネクリです。

今回は、宿泊・レストラン・ファンクションホール・BBQスペースなどが
ひとつの建物内に共存する複合施設についてご紹介したいと思います!

佐渡ヶ島の複合施設「Guest villa on the 美一」

今回お邪魔させていただいたところは、
佐和田地区の真野湾沿いにある「キューブ型」の建物が目印!

2015年5月にオープンした
「Guest villa on the 美一」(ゲストヴィラ オンザ ビイチ)さんです。(以下、美一さん)

家主である山内三信(やまうちみつのぶ)さんは横浜で生まれ育った浜っ子。
佐渡出身の奥様とご結婚され、「子育てをどこでするか」と考えたときに佐渡を選んでくださったそうです。
6年間の海外生活やホテル業界でのお勤めなどの豊富な経験を活かし、
佐渡に新しい風を吹かせてくれています。

タネクリが取材でお邪魔していただいた際、
車のバッテリーが上がってしまった外国人のお客様の対応をしているところでした。
あまりにも普通に会話されていたのでお連れの方だと勘違いしてしまったほどです!

渡に移住して18年の山内さん。
流暢な英語でのやりとりを目撃した直後は、すっかり常用語となった佐渡弁で、
取材中もホッと自宅にいるような感覚で談笑させていただきました。
思いやりと慈愛に満ちたとても素敵な家主さん、のご紹介を
まだまだしたいところですが、本日はそんな山内さんが経営される美一さんのご紹介でしたね!

本題に入りましょう。
美一さんには、主に3つの顔があります。

・その1. ゲストハウス「bay lodge BI-ICHI(ベイロッジ ビイチ)」

ベッドルーム以外は共有スペース!佐渡ではまだまだ珍しいところです。

・その2. レストラン「清助 NextDoor」

シェフは尾崎 邦彰(おさき くにあき)さん。
今回の取材は急だったため、お邪魔できませんでしたが、
佐渡の食材を使ったイタリアン・フレンチを楽しむことができます。

・その3. ファンクションホール 「espacio libre QUILOMBO(キロンボ)」

ヨガ・ピラティス・子供のバレエ教室・ボクササイズ・英会話・会議等で使用できます。
(必要に応じて机・椅子のご用意可能です)
利用料金は下記の通りです。
・1時間: 2000円
・1時間(月8時間以上ご利用の場合): 800円

今回はその1. ゲストハウス「bay lodge BI-ICHI(ベイロッジ ビイチ)」を探検してきました!
最後に、その他の情報につきましても、お話したいと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。

bay lodge BI-ICHI(ベイロッジ ビイチ)

【 共有スペースのラウンジでまったり 】

早速1階のおしゃれなロビーを過ぎ、2階へ上がりますと・・・見て下さい!この眺め!

目の前に広がる水平線。
「コレが見せたかったんです!」と山内さんもご満悦!
取材日はちょうど梅雨明けが発表された日で、とても綺麗な景色を見せていただきました。
取材の日程を相談させていただいた段階で
「晴れた日に来て♪」とおっしゃっていた理由がようやくわかりました。

こちらのラウンジ&キッチンは共有スペースとなっており、
宿泊している皆さまが譲り合いながらいつでもご利用できます。
出会いの場にもなりそうなスペースですね♪
キッチンはタネクリの憧れ「アイランドキッチン」で、食器やキッチン用品はほとんど揃っています。

この日は山内さんに紅茶をいれていただき、美味しくいただきました。

冷蔵庫横にあるゴミ箱の可愛いイラストも見逃しません!
外国から来たお客様でもわかりやすいようにスタッフの方が描いてくれたそうです。
「上手だよね、いいでしょ♪」とにこやかに語る山内さんの笑顔が印象的でした。

ラウンジにはプロジェクター・スクリーン・スピーカーが備え付け!
映画や音楽を自由に楽しむことができます。
一棟貸しもしてくださるそうなのでママ友会や、
仲間内での映画館ごっこもできちゃいます♪

また、様々な形のテーブルが全部で3つ設置されていました。
他のお客様と食事の時間が被ってしまっても大丈夫ですね!
ここでもまた山内さんの細やかなお気配りが感じられました。

【ベッドルームを覗いてみました。】

共有スペースにてまったりと美味しいアールグレイを頂いた後は
お客様が実際に宿泊する個室を覗かせていただきました。

ベッドルームはダブル3部屋、ツイン2部屋の計5部屋あります。
山内さんは、宿泊施設で一番長い時間を過ごすベッドルームに力を入れ、
睡眠に重点を置き、家具にとてもこだわったそうです。
取材日に空いていたダブルルームを見せていただきました。

見てください!
なんとこのベッドには一切金属が使われていないのです!
天然ゴムのスプリングに、ブナの木のパットが付けられ、身体に合わせて3D的に動き、
1人でも2人でも、各々の重さに合わせしっかり支えてくれるそうです。
山内さんがマットレスを捲り、内部の構造まで丁寧にご説明してくださりました。

ツインルームにあるシングルベッドはなんと造りが全く違うものでした。
こちらはスプリングではなく、特殊なすのこでできており、
1人でベッドの真ん中に寝たときに体にフィットするように計算された構造だそう。
そのため、ダブルルームとツインルームでベッドの種類も変えているそうです。

ベッドはどちらも「これからの人生、あと何回良い睡眠ができるか」をテーマに
研究を続ける新潟の「minka -眠家-」さんのものです。

カタログと共に詳しく構造をご説明くださり、
お客様にとにかく満足してもらえるようにという、
山内さんの真心がひたすらに突き刺さりました。
これは絶対に体感せねば!

そして、これまたタネクリが興味を惹かれたのは、
「ヒポポタマス」というブランドのふわっふわのナイトウェア!
実は前情報で、美一さんをよく知る方から
「ルームウェアの着心地が最高だから取材行くならお見逃しなく♪」
と教えていただいていたので、しっかりもふもふさせていただきました。

こちらは、竹と綿の混毛なので不思議な触り心地でした。
布製品で素材が竹と聞いてもピンと来ない方が多いと思いますが、
なんと綿よりも柔らかく通気性も抜群なので汗がこもらず肌心地がとても良いそうです。

「旅の中で宿を利用する一番の目的は、眠るため」と語る山内さん。
ベッドから枕、ルームウェアまで、
ひとつひとつサラサラっと詳しくこだわりポイントを語ってくださり、
山内さんの「眠る」ことへのこだわりとゲストへの愛情を感じることができました。

さてどんな夢を見ようかな…

って、まだ取材中でした!

【このおしゃれさには理由がある!】

佐渡にお住まいの方は皆さん通りがかったことがあると思います。
「なんの施設だろう?」
「おしゃれだけど敷居が高そう」
「正直、入りづらい…」

佐渡には珍しい外観なのでそんな第一印象をよく耳にします。
タネクリも最初は「私達なんかが入ってよいのだろうか」と思っておりました。

山内さん: 「確かに、特別なお祝いなどのときは、敷居の高さも大事です。
とは言え、特別なイベントなってなかなかあるわけもないから、
カジュアルなときでも、もちろん旅でも、いつでも来れるような場所があってほしい。」

と言われましても、やっぱりおしゃれすぎるため、浮上してくる『入りづらさ問題』!
それこそが美一さんにとっての今後の課題だと山内さんは言います。

山内さん: 「ちゃんと理由があって佐渡らしくない建物を作りたかったんです。
島外のお客様が佐渡に遊びに来てくれたときに、
目一杯満足して頂きたいのはもちろんだけど、
お客様は島外の方だけじゃない。
夏以外の秋~春は天候が悪い日が多くて日本海も荒れるから
島外から佐渡に来る人はあまりいないでしょう?
それって逆に言えば佐渡の人もその時期はあまりお出かけができないんだよね。
そんなときでも、佐渡にいながらにして“非日常”を味わってもらえたらいいなって。」

「でも華美にしてしまうと余計に敷居が高くなるし、ナチュラルっぽいけどオシャレ♪にしたくて、
設計士さんと話し合いを重ねて完成したんだよ。
ちなみに設計会社は新潟のキューブデザインさんね!」

と、美一さんの宣伝だけでなく、関わってくださった業者さんの宣伝も欠かしません!

山内さんは、ご旅行の宿泊だけではなくてご近所の方でも
佐渡の山奥から佐和田に遊びに来ましたって方でもどんどん普段遣いしてもらいたい…

そんな思いも込めて美一さんを作られたそうです。

思わず走り回りたくなってしまう、清潔で開放感のある2階のホールには
しっかりと扉がついており、お子様連れの方も安心♪

現在、美一さんのお客様は8割が国内の島外の方だそうです。
そして1割が島内の方、あと1割は海外からのお客様。

ですが先述の通り、山内さんは
「もっともっと島内の方にもどんどん気軽に来てもらいたい♪
入りづらい雰囲気をなんとか打破したい!いつでも誰でもウェルカム!」とおっしゃっておりますので、
私達もママ友を誘ったり、島内外問わず仲間を集めてみんなでどんどん利用したいです!

窓辺のカウンター席でタネクリの仕事も捗りそう…

オーナーの山内さんは見た目ちょっぴり怖い方かな?と思いきや、
笑顔の素敵な優しい方ですし、ベッドはとにかく寝心地が良さそうだし、
何よりも居心地が良くて、本当に住みたくなってしまうような素敵な空間。
ご近所の方も遠方の方もみ~んな、行かなきゃ損損!

お気軽に~!って、お値段や予約方法が気になりますよね?
今回はもちろん、詳しくお話を伺ってみました!

【気になるお値段は?!】

お値段の前にまずは気になる施設の詳細情報をご紹介!

 1階  2階
 トイレ  男1 / 女1  男1 / 女1
 洗面台  ―  1
 シャワー  2  1
 ランドリールーム  ―  1
 キッチン・ラウンジ  ―  1

お手洗いやシャワールームがこんなに充実しています。
目の前の海で海水浴を楽しんだ後、すぐにシャワーを浴びることができるのが嬉しいですね。

キッチンには炊飯器や電子レンジもありますし、ガスコンロや冷蔵庫も自由に使えちゃいます♪
スーパーやコンビニも近くにありますので、
みんなで夕飯を作ってワイワイお食事を楽しんだ後、まったり映画鑑賞なんていかがでしょうか。

さて、気になるお値段はこのとおり!

料金
ダブルルーム(3部屋) 1名利用 6,000円~
2名利用 一室 9,000円~
ツインルーム(2部屋) 2名利用 一室 10,000円~
一棟貸し 50,000円~
(エキストラベッド5つ使用、最大12名でのご利用可)

※シーズンにより変動あり。

先にご紹介した設備をぜ~んぶ使えて水道光熱費も込みでこのお値段!

お友達をたくさん誘ってお酒や食材を持ち込んで、住み着きたいですねぇ。

ちなみに、美一さんに泊まりますと朝食BOXのご用意もあります。
一升枡の中に、パン・サラダ・玉子、そしてお魚またはお肉が入っているそうです。
海外からのお客様はもちろんのこと
日本人ですら触れる機会の減った一升枡のお弁当なんて、
とても風情があり、魅力的ですね。
今回、朝食はお目にかかることができず写真がありませんが
いつか必ず食べてみたいのでタネクリはヘビーリピーターになってしまう可能性がとても高いです。

【予約方法は!?】
bay lodge BI-ICHI(ベイロッジ ビイチ)の予約方法は3つあります。

1. booking.comからのご予約

2. 予約フォームからのご予約

3. お電話でのご予約 (0259-58-7077)

※ 2~3日中のご予約であればお電話でのお問い合わせがオススメです!

まだまだあるよ!美一さんの使い方!

冒頭でもお伝えしたとおり、併設のレストランやレンタルホールなどもあります!
宿泊以外にも、ランチだけ♪とか、ディナーだけ♪とか、
はたまたヨガに参加♪とか、あらゆる用途で本当にどなたでもお気軽にご利用が可能なのです。

そしてなんと、1階のロビーの奥には裏庭があって、バーベキューまでできちゃいます。
器材は貸し出してくださるそうで、お1人様1,000円!
食材込みで3,000円だそうです!お安い!

長い脇道から吹き抜ける風が心地よく、おひさまの光も十分に降り注ぎながらも、
程よく日陰ができていて、とっても居心地の良い空間でした。

と、お庭を楽しんでいるとその向こうに謎の扉を発見!

聞けばなんと「マッサージルーム」をつい最近実装したのだそうです。
この日もちょうど島外からのマッサージ師の方がいらしていて、
絶えずご予約のお客様のご対応をされているところでした。

合間を縫って覗かせていただくと…
3畳ほどのこぢんまりとしたスペースですが清潔感があって落ち着ける空間でした。
固定で専属の方がいらっしゃるわけではなく、
色々なマッサージ師の方が島内外からいらっしゃっているそうです。
ヘッドスパ・アロマタッチ・温灸・整体・カイロプラクティック等々…
SNSで最新情報をチェック!
タネクリも、次回の来島予定を伺って早速予約しちゃいました~。えへへ

島の女性が作っている竹皮草履に、島の竹職人によるルームキー。
あちらこちらに目移りしてしまうほど、細かいところまでこだわり抜いており、
山内さんの美一にかける愛情と、お客様を思う気持ちに思わず胸が熱くなります。

結論:みんなで山内さんに会いに行こう

美一さんに行ってみた感想のまとめがこれで良いのかはさておき、
たった2時間の取材でしたが、たくさんの感動と驚き、
そして深い愛情を感じ、濃厚で大きな思い出となりました。

それはやはり家主である山内さんのお人柄があまりに印象的だったからだと思います。
こんなに慈愛に満ちた菩薩のような方にはなかなか出会えないのではないでしょうか。
とにかく他人を思いやる気持ちで満ち溢れている素晴らしい方で、
お話を伺っている間も笑顔が絶えず、なぜか全身の疲れまで癒やされたような気さえします。

大手ホテルなどでのサービス業や接客業、他にもたくさんのご経験をお持ちの山内さんですが、
「ずっとやりたかったことが今叶っている」と嬉しそうに語ってくれました。

山内さん: 「広い宿ではないし、お風呂などは他人と共有だから不便な部分もあるかもしれない。
だけど、お客様との距離が近いこの大きさの美一だからこそできることがある。
ひとりひとりに丁寧に接することができる。
バイトを雇っていても任せきりにせず、
掃除などもなるべく自分でできるときは心を込めてやりたい。
それに綺麗にしておくと、お客様も綺麗に返してくるんだよ。」

そして何より、お客様からの「家みたい!」「こんな家に住んでみたい!」
というお言葉が嬉しいそうです。
ついタネクリも「ただいま~」と言ってしまったほど、なんとも落ち着く空間でした。

山内さんに会いに、その思いやりあふれる施設を体験しに、
ご旅行の方も、島内の方もみんな絶対美一さんを利用しなきゃ損です!

最後までご覧いただきありがとうございました!

Guest villa on the 美一
〒952-1315
新潟県佐渡市河原田諏訪町207-76
TEL / FAX 0259-58-7077
公式サイトはこちらから