古くからの農家のおやつ「柿餅」を「佐渡のお菓子」に

佐渡は気候柄、昔から稲作が盛んで、もち米も耕作していたことから、人々の生活には餅を食べるという習慣がありました。また、佐渡には「おけさ柿」というブランド柿があり、この2つの特産からできたものが「柿餅」です。 「柿餅」は古くから農家の冬のおやつとして、年に何度かひっそりと食されてきました。しかし、「おけさ柿」にはタンニンが含まれていること、そして柿の糖度が非常に高いということもあり、干し柿の加工は簡単ではないため作る人が減っており、佐渡でも「柿餅」を知る人は、年々少なくなっています。

「柿餅」を「佐渡のお菓子」に
2009年秋、佐渡へ移住した五十嵐さんご夫婦が、この「柿餅」の商品化に乗り出しました。もともと佐渡に実家のある妻・尚子さんの、「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、夫である敏郎さんと2人で柿餅を作ってみたのが始まりでした。 分量を変えてみたり、混ぜるタイミングを変えてみたりと、何度も試行錯誤を重ね、研究した結果、保存性を加味して、柿餅を揚げた「柿餅揚げ」として、商品化するに至ったのです。 商品となってからも、毎日の天気によって左右される柿餅をできるだけ安定させるため、日々の研究は続いています。

原料へのこだわり
柿餅を作るにあたっては、「佐渡のお菓子」なのだから、すべて佐渡産の原料で作りたいという想いがありました。 主原料のもち米は佐渡で収穫された「こがねもち」、柿は佐渡のブランド柿である「おけさ柿」、副原料としてかかせない塩は、佐渡の海水からできた「佐渡の塩」を使用しています。 「柿餅揚げ」は、あくまで純佐渡産の名産品にこだわって作っています。

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